被鉛機
被鉛機について
被鉛機は、ケーブルの外側に鉛シースを被覆押出しするための装置です。
この機械は、具体的には高圧ケーブルの構造となる鉛シースを押し出すこと及びゴム電線の加硫に使用されます。
被鉛機は、さまざまなケーブル外径や肉厚に対応できるように設計されており、精密な温度制御システムを備えているため、均一で高品質な鉛シースを形成することが可能です。
コンピューター制御による全自動運転により運転ボタンを押すだけで立ち上げることが可能です。
製品ラインナップ
LEH 水平型鉛被鉛機
LEH 水平型被鉛機は、低圧から超高圧までの各種ケーブルに均一で厳密な公差の鉛シースを被覆する装置です。
設備は横型の構造のため、設置にピットを必要としません。
運転はボタン一つで立ち上がり、オペレーターのスキルに依存しません。
数週間にわたる連続押出しが可能で長尺製品生産時に有利です。
技術データ(鉛シース範囲)
| 鉛シース外径 | 鉛の外径 |
|---|---|
| 9"B | 6-50 mm |
| 9” | 9-85 mm |
| 11” | 10-110 mm |
| 12 1/4” | 50-125 mm |
| 13 1/4” | 85-150 mm |
| 14.8” | 110-190 mm |
出力 - 合金依存
| タイプ | Type 3 被鉛機 | Type 4 被鉛機 | Type 5 被鉛機 |
|---|---|---|---|
| 出力 | 最大 25 kg/分 | 最大 35 kg/分 | 最大 55 kg/分 |
溶解ポットサイズ
| サイズ |
|---|
| 10 トン |
| 18 トン |
| 35 トン |
| 60 トン |
製品に関してお気軽にご相談ください。
LEH 水平型鉛被鉛機に関してご相談したい方やそのほかの製品に関してご相談事ございましたらお客様に合わせて使用方法のご提案をおこなうことが可能です。
ぜひご相談ください。
CRRS 皮剥ぎ機
CRRS 皮剥ぎ機は、ケーブルを被覆するPE,PVC,HDPEなどのジャケットやアルミ製シールドを導体コアへの損傷なく剥ぎ取り、導体の再利用を可能にする装置です。
CRRS 皮剥ぎ機はケーブルを繰り出すので追加の引取装置は必要としません。
-ケーブルを被覆するPE,PVC,HDPEなどのジャケットをそれよりも下層のケーブルに損傷なしに皮剥ぎを可能にします。
-金属シースをそれより下層の吸水テープまたはほかのケーブル層を損傷なしに皮剥ぎを可能にします。
-導体から3層XLPE絶縁体を皮剥ぎします。
技術データ
| CRRS | |
|---|---|
| 運転速度* | 0-8 メートル/分 |
| ケーブル直径範囲 | 30-180 mm |
| 外側シース材料PVC、PE、HDPE、HDPE + 接着アルミニウム金属シールド | |
| 最大厚さ | 6 mm |
| 最小厚さ | 1 mm |
| 厚さ アルミニウム接着金属シールド | =< 0,2 mm |
| 鉛シース | |
| 最大厚さ | 6 mm |
| 最小厚さ | 1 mm |
| 絶縁 (円形構造のみ) | |
| 最大厚さ | 25 mm |
| 最小厚さ | 3 mm |
*：ケーブルの種類とサイズによります
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